ばね指について
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ばね指の原因
「ばね指(ゆび)は、「弾撥指(だんばつし)」「弾発指」とも呼ばれる、手の指に起こる腱鞘炎の一種です。
主に、手や指の使いすぎによって引き起こされるものですが、他の原因として、出産したばかりの女性や、更年期障害の女性など、肉体のバランスを崩しがちな高齢の女性にも多く見られます。
また、成長過程にある子供も発症する場合があり、指の動きが悪くなることがあります。この場合、6歳くらいで完治することが多く、それほど心配はいらないでしょう。
ばね指の症状
ばね指の症状は、指の動きが悪くなったり、全く指が曲がらなくなるといった症状が現れます。
朝方に症状が強く、日中は軽減する場合もあります。
痛みや熱が伴い、生活に支障が出る場合もあります。
ばね指は、女性に限らず、誰でも起こりうる病気ですが、治療すればよくなるので、それほど心配する必要はありません。
ばね指の治療方法
ばね指の症状により、治療方法は異なりますが、初期症状であれば、指の患部周辺の血行を良くするようなマッサージやつぼ押しなどを行います。
腱が腫れ上がったり、痛みを感じるようなら早めの治療が必要です。主に、テーピングで固定し、痛みを軽減したり、マッサージやつぼ押しで血行を良くしていきますが、場合によっては手術が必要となることもあります。
現在は、内視鏡手術なども取り入れられ、完治までの時間は早くなっています。
日常生活に支障のある忙しい方も、医師に相談して、早めに最善の治療を受けられるよう努めましょう。