全身の症状一覧
運動器不安定症とは、高齢化により、バランス能力および移動歩行能力の低下が生じ、閉じこもり、転倒リスクが高まった状態を言います。
運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、介護が必要になったり、要介護になる危険の高い状態を「ロコモティブシンドローム」といいます。
痛風はその名の通り、風に当たっても痛むというほどの激しい痛風発作をもたらします。血液中の尿酸の濃度が高くなり、尿酸塩の結晶が関節の骨と骨の間に沈着して、からだの防御機構である白血球が反応して攻撃する時に起こります。
骨粗鬆症は骨がもろくなる病気で、とても骨折をおこしやすい状態です。特に女性の方に多いのが特徴です。
ガングリオンは弾力性の腫瘤で、関節の近くにある膜や粘液嚢胞にゼリー状の液体がたまります。神経のそばにできると神経を圧迫して、しびれや痛み、運動麻痺などを起こします。
変形性関節症とは関節が変形することによって起こり、加齢や膝の使いすぎで関節が痛くなる病気です。
強い外力によって、本来、ひとつの骨が損傷してつながりが絶たれてしまう状態が骨折です。
骨折の症状には、完全に骨のつながりが絶たれる完全骨折と、部分的につながっている不全骨折があります。
子どもの骨は、成長の途中にあり、骨には多数の小さな空洞があって、骨を覆っている骨膜という膜が厚くて丈夫であるために外力に対して、柔軟性がありますが折れた骨が骨膜に当たり、痛みが強くなります。
日常動作や運動をしていてバランスを崩した際、関節が通常とは異なる方向に曲がることで起こります。
疲労骨折は、一度では骨折に至らない程度の力が、骨の同一部位に繰り返し少しずつ加わることにより発生する骨折です。